委員会活動 看護リハビリテーション委員会

2026年03月31日

看護リハビリテーション研修会(2026年3月7日16時)開催レポート

2025年度日本リウマチ看護学会 看護リハビリテーション研修会(2026年3716時)開催レポート:

日時:202637日(土)1600-1700 オンライン

講師 : 道後温泉病院  佐藤信治先生(医療法人千寿会 道後温泉病院 リハビリテーション科作業療法士)

「化粧療法(メイクセラピー)」ってご存知ですか?関節リウマチ患者様に行う「化粧療法」は単にメイクやおしゃれ指導ではなく、巧緻性や把持や可動域などの上肢機能、疼痛や疲労への対処、心理的な効果を目指すものです。講師のこれまでの臨床でのご経験を元に、エビデンスも示していただきながら、みなさんが明日からのRA診療で役に立つ様々なお話をお聴きすることができました。

要約すると以下の内容です。

高齢RA患者さんへの化粧療法は、主観的健康感や抑うつ状態の改善に効果がある。

RA患者さんへの介入研究では、化粧療法によって外出頻度が維持される事がわかった(介入群90人と大将軍180人の比較)

RA患者さんにとって運動機能や手指巧緻性の低下が化粧に影響する。

RA患者さんの化粧動作に必要な機能は、容器の把持、開閉、出す動作は、浅指屈筋、総指伸筋、第一背側骨間筋を使用する。

RA患者さんの化粧動作で、顔面への塗布には三角筋、上腕二頭筋を使用する。

RA患者さんが、スキンケアや化粧動作で一番たいへんなのは、目元に対するメイクアップ動作である。

RA患者さんは、顔を洗う動作も色々な筋を使うのでけっこう大変だ。

RA患者さんの手指巧緻性には母子の安定が重要である。

RA患者さんは、発症2年で手の変形が完成する割合が高いから早期に介入が必要である。

RA診療におけるOT(作業療法士)さんの役割として、手指の変形に対しては、動作指導、自助具の提供により、患者さんの社会参加を向上させQOLを向上することを目指している。

その他、実際に患者さんへの動作指導方法について、動画や絵をたくさんみせていただきました。

この研修会に参加できたことをラッキーに思いました。